クザンブレイドショウ

 4月15日は恒例のクザンブレイドショウ(本当は15-16日開催だが初日だけ参加。
 松田菊男氏に依頼していたナイフを受領し、後は見るだけで終わった(実は複数のメーカーにオーダーもしているが、それは出来上がってから書こう)。
 展示のうち、吉川英二氏や二部幸夫氏など先週のショウに出ていたメーカーのナイフは先週のショウとほぼ同じ。クザン小田氏の刃紋の出たナイフは見事で、見入ることしばし。根本朋之氏は各種カスタムの2006年バージョンの他、記念モデル等も展示。LEDライトをハンドルに内蔵し、ブレードのグルーブを効果的に使ったライト付きナイフRIDのプロトモデルを多数出していた。松田菊男氏は新しい蛤刃のナイフが複数、またレッドオルカ・K'z Craftとのコラボレーションも展示されていた。
 なお、今回受領したのはこちらの二つ。自分としては珍しくかなり派手なものだ。
http://members.jcom.home.ne.jp/chivalries/show/kuzan20061/score1.jpg
http://members.jcom.home.ne.jp/chivalries/show/kuzan20061/score4.jpg
 上のナイフは(会場で会った人には説明したが)とあるフィクションに登場するナイフを元に図面に起こして作っていただいたもの。元デザインに無理がある上に自分のスケッチが拙いので、ちゃんとした姿になっているのは松田氏の修正によるところが大きい。鋼材はOU-31。
 下のナイフはスティーブ・タラーニのカランビットや自分が持っているフィリピン製カランビットをベースに自分好みに各部のサイズを変更したもの。これは基本形がしっかりしているので上のナイフのような問題はなかった。鋼材はV金10号多層鋼。