銀座ナイフショウ

 今日は銀座ナイフショウ。本当なら色々と買いたいところだったが、諸事情により購入したのは根付でも知られる中山英俊さんのペンだけ。このペンはD2鋼を削りだして黒染めした味のあるもので、武器になりそうなくらい重い。
 ショウの出展者や来場者のコレクター/ユーザーの方々と話していると、どうも日本のカスタムナイフ業界の停滞ぶりを嘆く話になりがちだ。まあ、日本の市場は狭い上に世代が偏っている(特にメーカーの大半は50代以上)から、色々と先行き不安にもなる。もっと多様性と商業性が成り立つようになれば良いのだが、即効性のある手立てというのは無いものだ。とりあえず雑誌と業界団体には問題意識をもっと明確に持って欲しい。