ブラックホール(2006年夏)

 今回も会場でお会いした方々には感謝。皆さんのおかげで楽しいひと時となった。


 ガンショップのFirstの店長らは逮捕され、Firstも激震祭も先行きが分からない。そんな中でのブラックホールで、どこ行ってもこの話題が出る。
 それにしても出店は減り、参加者も減り、ブラックホールの先行きも別な意味で心配だ。買うものもないのでSakura Works(根本朋之氏のとこのブランド)の卓を見たり、西山洋書で本を探したり、タニコバさんのところで新しく生まれ変わったUSPを見たり、ともっぱら見物ですませた。しかし回るところが少ない…。1000円以上出して参加する価値があるのかどうか。
 トイガンで興味深かったのはやはりタニコバさんのUSPだ。通常モデルの他に、ODやグレーのカラーフレームやカスタムモデルもイベント限定で出ていた。以前とどのように変わったかタニコバさんの解説を聞くこともできた。これで私が金銭的余裕があったら買っていたかもしれない。グレーフレームの色味がちょっと気になったが…(もっとも、実銃のグレーフレームも変な色ではある)。
 Sakura Works/根本ナイフの卓では激震祭で予告されていたナイフが展示されていた。新シリーズは日本人向けのサイズのものしか置いていなかったので、ちょっと私の手に合わなかったが、どれも興味深い製品だった。しかしあの価格は実用ナイフとして買うには苦しいところだ。新製品で私が最も評価したのはCQC-KARAMBITで、これは海外のカランビット専門のカスタムメーカーに勝るとも劣らないデザインだ。次に評価したのがMEDG-M4で、タントースタイルながらもアメリカナイズド・タントーとは違い鋭さを備えたブレードラインと握りやすいハンドルが良い。