マズルガード:スタンドオフ・デバイスあるいはストライク・プレート

 拳銃につけるアクセサリーの一つにマズルガードがある。接近戦で、銃口が標的に接触しても銃が正常に作動できるようにするためのものだ。ストライクガンのマズルガードと考え方は一緒である。こうしたアクセサリーで有名なものにGlock用のCQB Standoffがある。同社は1911用のマズルガードも出している。
 同様の製品はいくつかあり、Glock用のCombat Strike Plate、1911用のStrike Plateも別に存在している。最近ではCz Sp-01に装着するCz社のTactical blockがある。
 こうした製品について、一部のライターは高い評価をしているが、実際のシューター(警察官含む)の評価は賛否両論といったところだ。Glock Talkのようなフォーラムでも、肯定的意見と否定的意見の両方が見られる。少なくとも、誰もが装着する必要があるとは思われていない。マズルガードを扱うメーカーは90年代半ばから一挙に現れたのだが、数年で扱わなくなったところや潰れた会社もある。
 トイガンではどのみち必要のないアクセサリーだが、見た目が派手になるので面白いとは思う。