デスペラード・カスタム


 春の関アウトドアナイフショーから動向を追っていた松田菊男氏のデスペラード・カスタムが完成したので入手した。写真は、比較的近いスタイルであるストライダーのXXL SLCCと並べてみたところ。デスペラード・カスタムはブレードのアングルが強く、特徴的なグラインドが魅力だ。デスペラード・カスタムで最も気になったのはハンドルで、ハンドル材がついていない分、手や指に負担がかかる。人差指と中指の位置関係による違和感もある。対するXXL SLCCのアングルはよりオーソドックスなナイフに近いが、ブレードとハンドルのサイズの差が大きい。どちらのナイフも力のかかる用途に使うにはかなりの覚悟が必要だ。
 デスペラード・カスタムの改善案をいくつか思いつくが、あまり良い案はないのでしばらく保留しておく。