ペン型銃・暗器としての銃

 かつて、非合法にあるいは合法に隠し持つ銃としてペン型銃というものがあった(今でもあるが)。ちゃんと製造元が分かるものとして作られたものには有名なStingerがある。下のサイトではかつて製造販売されていたStingerの画像と詳細が紹介されている。これはペン型拳銃でも途中で折れて通常の拳銃に近いスタイルになるという点が特徴だ。日本の雑誌でも紹介されたことがある。
http://pengun.com/
 このStingerはこの種の銃としては珍しくちゃんと作られたものだ。大抵のペン型銃は非合法に作られたものである。
 下のスレッドではアフガニスタンで作られたペンガンが紹介されている。"MADE IN JAPAN"というのはもちろん嘘だ。
http://www.militaryimages.net/forums/showthread.php?t=5591
 この種の簡易な銃はimprovised gunまたはzip gunと呼ばれており、携帯電話型やライト型、キーホルダー型の銃もよく知られている。英語版のWikipediaの項目には説明とリンクが豊富にある。
http://en.wikipedia.org/wiki/Improvised_firearm
 この種の銃は前装銃の時代からスパイ、レジスタンス、ギャング、テロリストなど非正規戦や犯罪の世界で生き続けている(趣味で作っている人間もいる)。時代が変われば、また何か変わった形状の隠し武器としての銃が登場することだろう。