「水からの伝言」の海外での受容について少し - 火薬と鋼のフォロー。
lets_skepticさんのエントリ江本勝はランディの100万ドルチャレンジから逃げていた - Skepticism is beautiful
でも紹介されているが、「水からの伝言」の江本勝がジェイムズ・ランディ教育財団の挑戦を拒否したことがあった。
この件は以前菊池誠さんのエントリkikulogのコメント欄でも紹介されたもので、詳細はランディ財団のWebサイトで見ることができる。
まず2003年3月23日のコメンタリー
その後に書かれた2006年2月の記事
2003年の記事では水伝の主張と、それが科学的な検証を行っていないことに対する批判が中心。
2006年の記事は興味深いもので、素晴らしかった喫茶店が「インディゴ・チルドレン」*1や「超能力開発のすすめ」*2、ケヴィン・トルドー*3の本を置くようになり、更に江本勝の影響で水差しに綺麗な言葉のメモを貼り付けるようになった話が紹介されている。日本でもありそうな話が海外にまで…。
ランディ財団のサイトの記事やフォーラムでは江本勝についてその後も言及されているので、トップページからサイト内検索で「emoto」で検索してみることをお勧めする。水伝が海外で他の疑似科学やオカルトと関連して影響力を持っていることが分かる。
なお、英語版Wikipediaでもランディ財団の件や批判は紹介されている。
Masaru Emoto - Wikipedia
英語の批判サイトis-masaru-emoto-for-real.comも紹介されており、なかなか良い項目だ。