カランビット・バリソン

 ねんがんのセイバートゥースをてにいれたぞ!

 相変わらずひどい写真。

 海外のフォーラムメンバーからKorthというナイフメーカーのSabertoothというナイフを入手した。
 Korthはブラジルのバリソン(バタフライナイフ)で知られるカスタムナイフメーカーだが、このSabertoothはかなり異色のナイフだ。これまで数本しか作られていない。以前から探していて、海外のナイフショップの人を仲介にして先月ようやく売り手をみつけることができた。
 基本的な構造はよくあるバリソンのスタイルだが、ハンドルエンドにフィンガーリングがあり、ブレードが鎌状のカランビットのスタイルとなっている。
 こうしたバリソンとカランビットの複合様式のナイフを作った例はKorth以外にもある。
 このSabertoothのブレードの鋼材はS30V、ハンドル部分はチタンとG-10で、ピボット部分にはベアリングを内蔵して滑らかに動くように作ってある。
 ハンドルの末端にあるフィンガーリングが分割されている構造のため、迅速に開閉するのは難しい。
 しかしリングが分割されていることが面白いナイフだと思う。