米軍でも鉛フリーの弾を開発

http://www.armytimes.com/news/2009/05/army_green_bullets_052109w/
 現在、環境への配慮から鉛で出来た弾の使用に対する規制が各国で広がっている。
 こうした状況を背景に、軍用弾でも鉛不使用のものが開発されている。
 例えばH&K社のMP7等に使われている4.6mmX30にはいくつか鉛フリーの弾がある。
 そして、5月23日のArmyTimesの記事で米陸軍でも鉛フリーの弾を開発し、採用することが報じられた。
 軍では1990年代からそうした環境に配慮した弾の開発を進めていたという。
 開発されたのは5.56mm弾のM855A1で、ビスマス合金製。
 M4カービンに適した弾で、硬い標的への貫通力やマズルフラッシュの低減という点で現在の弾より優れているという。
 このビスマス合金製のM855A1は今年8月に2000万発支給される見込みとなっている。