軍や警察では壁の向こう…室内の相手を探る必要に迫られることがある。ファイバースコープなど、これまでいくつかの器具・装置が存在したが、最近では広帯域マイクロ波を用いて壁越しに相手の動きを知る機械が登場した。
それが今回紹介するCamero社のXaverだ。
http://www.camero-tech.com/ 公式サイト
Camero社はXaver 800とXaver 400という二つの装置を製造・販売している。
Xaver 800は3脚の上で用いる大型の装置で、重量は33ポンド（約14kg）。
設置して装置を起動して15秒ほどで壁越しの様子を3D CGでリアルタイム表示できる。
Xaver 400は両手持ちの小型の装置で、重量は6.5ポンド（約2.95kg)。
こちらは壁越しの様子を2D CGでリアルタイム表示できる。
軍や警察のほか、レスキューでの使用も考えられている。
アメリカでは既に地下鉄警察のSWATチームにXaver 800が用いられているほか、軍でも試験されているという。
