ホートン・ナイフ

 最近自分ならではのエントリを書いていないので、しばらくネタに困ったら一般人向け、特にマンガなどフィクション世界とカスタムナイフについてでも書こうかと思案中。



 ジェレミー・ホートンというカスタムナイフメーカーがいる。
 炭素鋼の大型ナイフを得意とし、Busse Combatと競合する厚さや頑丈さを売りにしたメーカーだ。
 恐らく日本では受けないだろうが、アメリカではもっと人気が出ると思う。
 小型〜中型ナイフで気になったものがあったので注文してみた。

 本来はマイカルタやG-10などのハンドル材を使うのだが、小型モデルは例外的にコード巻きハンドルやスケルトンハンドルの選択肢がある。
 小型ナイフだが、蛤刃のようなふくらみを持った切っ先で、頑丈さはありそうだ。
 エッジも蛤刃状に研いであり、鈍角だ。頑丈さを売りにしているメーカーらしい作りと言える。
 今回のナイフのうち、コード巻きのほうのナイフはハンドルの輪郭が直線的で、扱うときにやや難がある。
 このメーカーのほかのナイフではこうしたハンドルラインは無いだけに不思議でもある。
 ジェレミー・ホートンは他にもナックルガード付のトレンチナイフなどいくつか興味深いナイフを作っており、機会があればまた何か注文してみたい。