ローリング・ストーンズって誰? サントリーの誤算
サントリー酒類は15日、英国のロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズの結成50周年を記念して昨年発売した「ストーンズバー」シリーズの販売を終了する方針を明らかにした。売り上げ不振で、すでに生産を打ち切った。交渉に5年、巨額の契約金を払い、ミック・ジャガー本人も気に入ったという商品だったが、ストーンズを知らない若者には浸透しなかった。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/130115/wec13011520240008-n1.htm
こんな記事があった。
いくら何でも20〜30代向けにローリング・ストーンズは無理があるだろう。
一体どういう目論見だったのか、発売当初の記事を調べてみた。
「ストーンズ」のイメージでかっこよく、サントリー酒類、若者向けに統一ブランド。
2012/03/28 日本経済新聞 朝刊
(前略)
同社の調査によると、ストーンズのマークを知っている20〜30代は95%以上に達し、「かっこいい」といったイメージが定着しているという。
えー…。
その調査を担当した人達は一体どうやって調査したのだろう。調査に問題があったのか。マークの知名度とバンドの知名度の違いなのか。それともマークの知名度と酒の消費では結びつくことがなかったのか。
もちろんローリング・ストーンズの知名度以前の商品や広告などの問題が原因という可能性もある。