ラリー・ヴィッカースが紹介するロシアの対テロ射撃技術

元米軍特殊部隊デルタフォース隊員ラリー・ヴィッカースがロシアの特殊部隊FSBの拳銃射撃技術を紹介していた。
ラリーはTAC-TVの取材でモスクワにあるダイナモ・シューティング・レンジを訪れた。
そこに登場したのは顔をモザイクとマスクで隠したロシアの特殊部隊FSBアルファ・グループ隊員。FSB隊員とラリーはダイナモでロシアの特殊部隊の対テロ拳銃射撃を解説し、実際にやってみせている。
一つは、防弾ベストを着た状態で撃たれ、撃ちかえすという訓練。危険な訓練を実弾で行っている。
もう一つは突き飛ばされたり大声を出されたりする高ストレス下で射撃を行う訓練。
これらの訓練に見えるテクニック全てがロシア・オリジナルではなく、アメリカの影響も見られるが、なかなか興味深い。
訓練で使われている拳銃は2012年にロシア軍・警察に採用されたStrizh。Arsenal Firearms社の銃で、西側の市場ではStrike Oneの名前で知られている。