拳銃のフラッシュライト操作による誤射問題

Gun-mounted flashlights spark concerns in wake of accidental Denver police shootings – The Denver Post
アメリカで警察官が銃に装着しているフラッシュライトを点灯しようとしてスイッチではなくトリガーを引いてしまうという事故が問題になっている。死者が出た例もあ報告されている。
デンバー警察ではこの問題による発砲が発生したため、フラッシュライト使用の検証を行い、必要な警官には追加訓練を命じるという。また、既に特定のタイプのフラッシュライトは使用を禁止している。
禁止したのは下の画像のようにトリガーガードの下、グリップの全面にスイッチがあるタイプのものだ。
http://www.denverpost.com/portlet/article/html/imageDisplay.jsp?contentItemRelationshipId=5810278
記事ではフラッシュライトの操作を誤って誤射してしまったこれまでのアメリカの警察の事故を紹介している。
しかしこれは死亡事故にまで至った例だけであり、実際にそこまで至らないものも含めてライトと銃の操作を取り違えることがどれだけあるのか定量化は困難だという。警察官はNavy SEALsのような訓練時間は持たないし、高ストレス下では難しい。結局はトリガーの操作と混同しにくいスイッチのライトや訓練が求められることになるだろう。