シャシュカ(コサック・サーベル)のしなり

ステマでも使われるコサック騎兵のサーベル・シャシュカ(シャーシュカ)について。
シャシュカは反りのある片手用サーベルで、刃はヨーロッパの騎兵のサーベルよりも幅が広く、しかし薄く軽く作られている。
このシャシュカの刀身は横から力を加えるとたわみ、しなるようになっている。
どの程度刀身が曲がるのかは動画で見てもらったほうがいいだろう。
現在のロシアにも実用できるシャシュカを作る人がいて、そうしたシャシュカを取り上げた動画でシャシュカの特性についても紹介されている。


下の動画はシャシュカの特徴、歴史、現代の職人、技術や装飾について紹介したテレビ番組だ。
英語字幕付で、シャシュカに興味がある人には全編お勧めできる。
1:40あたりでまだ研いでいないシャシュカをたわめて見せている。



次の動画はロシアでナイフ・刀剣を作っている人がアップした動画で、シャシュカ作りを一通り見せている。
また、製造工程だけでなく試し切りも行っており、色々な物を切っている。
この動画で刀身のしなりを見せているのは1.04.13辺りから。



最後の動画はコサック団体の人による動画。
前の二つと違って完成状態のシャシュカでしなりを見せている。
掴む所を変えて何度か曲げているので、部位ごとのたわみの違いも分かる。