LAPD SISのために生まれたGlock 30S

GLOCK's Hybrid .45 Auto Preferred by LAPD's Elite
G30Sがロス市警SISのために生まれた銃だというのは昨年アメリカの雑誌で報じられたので知っている人もいるだろう*1
そんなわけで出遅れた感があるGlock Autopistolsの記事から。
ロス市警LAPDのS.I.S (Special Investigations Section)が採用した拳銃と言えばKimber社のSISカスタムが知られているが、実際にはGlock21なども使われていた。
しかしこうした銃は私服で日常的に隠し持つには重く、大きすぎる。特にズボンのウェストバンド内に入れておくには軽量でスリムな銃が必要である。それでいて任務の危険性から45ACPが求められ、しかもそれなりに装弾数が必要とされた。
この結果、LAPDGlockのやり取りからサブコンパクトのG30をスリムフレーム、スリムスライド化し、それでいて45ACP、10発マガジンを標準で使うGlock30Sが誕生した。
スリムな形状は男性警官にも女性警官にも操作しやすく、軽いスライドは銃の動作のサイクルの速さにもつながっているという。