システマのセミナーに参加してきた

昨日と今日はシステマ・ジャパン主催のザイコフスキー・セミナーに参加した。
今までもシステマセミナーにはいくつも参加してきたが、今回特に確認できたことがあったので書き残しておく。
私がシステマを学び始めて間もない頃に参加したセミナーはダニィル・リャブコ師とヴラディミア・ザイコフスキー師が来ていたのだが、インストラクターが見せる繊細な感覚や動きはかなり自分から遠いもので、練習して自分のものになるにはどれくらい遠いのか分からないほどだった。要するに凄さは分かってもそれを吸収するなど思いもよらなかった。
あれから年月が過ぎ、あの頃とは違ってセミナーで見たこと、やったことが自分のものとしてある程度吸収できるようになった。いや、吸収というより自分の中からみつけだすことができるようになったと言うべきか。
今回のセミナーでザイコフスキー師から説明を受け、見たものは、これまでのシステマにもつながるものだった。これまでの練習で培ってきたものがあるために、昔よりも理解できるようになったのだと考えている。
しかしデモンストレーションを見ただけで即そこまで到達できたというわけではなく、システマ大阪の大西インストラクターの説明を受けたり、ザイコフスキー師に体験させてもらったりといったことで何とかなっている。その上で練習をしても感覚の精度はまだまだである。