武術の一般イメージ雑談

武術の一般受けとイメージ - 火薬と鋼に関連する話を書く。
まとまりがないので箇条書きで。
・世間一般の認識では「学校のクラブ・部活動にある」「試合がテレビで放送される」あたりが大雑把な格闘技の認識の限界で、「大学のサークルにある」「地域の習い事にある」あたりからだんだん怪しくなってくる。
・テレビ番組での登場やフィクションでの格闘技も知識、イメージに影響する。
・システマに限らず多くの格闘技は習うものとしてフィクションに登場しない。格闘技を核にした作品以外では、登場人物が過去に学んで身に付けたものとしての登場になる。
・多くの人にとって、格闘技は練習内容ではなくデモンストレーションと試合でイメージがついている。
・格闘技そのものの知識やイメージの普及も重要だが、あわせて「学ぶもの」として認識されればベストだろう。部活動、サークルといった場と縁が薄い武術はその点のハードルが高い。
現代日本の地域の武術道場を舞台にした作品とか出ればいいのだろうか。
・なお、ボーイズラブ小説・漫画には現代の剣術や居合の道場が登場する例がいくつかある。未読なのでそれらがどこまで世間のイメージを反映しているかは分からない。
・以前、「システマを学ぶ女子高生達の日常を描いた萌え4コマ」という案が某所で語られたことがある。しかし多分そういうかたちで登場することはないだろう。
・色々書いたが、私は悪いイメージがつかなければフィクションで知名度が上がるだけでも良しと考えている。そもそも作品が面白いかどうかのほうがよほど大事だ。