ウェアラブル・カメラと武術

先日、こんな動画を見た。

波流のジェームズ・ウィリアムズがGoogle Glassを使って試し斬りの撮影をしたものだ。
これを見て思ったのだが、武術の動画でウェアラブル・カメラを使って撮影するというのは、学習やプロモーションのためになる動画を作る一つの手段だと思う。
YouTubeを見るとGoPro等のウェアラブル・カメラを使った武術のデモンストレーションやスパーリングの動画が結構ある。下のナイフ格闘の動画はその一例。

当事者視点というのは、横から見ているのとは違った情報を多く伝えてくれる。特に動きを認識させないようにしている武術で受け手側の視点の動画があると、その武術を知らない人にも新鮮なのではないか―と思った。
難点として、それなりに機材のコストがかかることと、公開すると良くも悪くも技術をこれまで以上にさらけ出すということがある。
また、この種の機器を使ってもただそれだけで人目を引く動画になるとは限らず、工夫や編集が必要になるだろう。