部屋の大掃除をしていたら、隙間からF22ラプター用に作られたカーボンファイバー強化プラスチックがみつかった。
これはアメリカで一頃ナイフのハンドル材として流通していたものだ。
アメリカでは軍用機で使われるカーボンファイバーの板材をナイフハンドルの素材にすることがある。F14トムキャット用やF22ラプター用のカーボンファイバーが使われているのを何度も見ている。
中でもF22用のカーボン材はかなりの量が出回っていた。えらく強靭で削りにくいためやや扱いにくい素材だという。普通にナイフハンドル用として売られているカーボンファイバー板よりも重く、厚みもある。繊維の織り目も独特だ。
私は2009年に3枚入手してナイフメーカーに渡していたのだが(F-22ラプターのカーボンファイバー - 火薬と鋼)、どうやら残りがあったのをすっかり忘れていたようだ。
いずれナイフを発注する時に使おう。