元スペツナズ隊員の武術指導者アレクサンドル・キステンがデザインしたナイフ

今回は元スペツナズ隊員でロシア武術とフィリピン武術の二つの武術で指導者としての実績があるアレクサンドル・キステンのナイフを紹介する。
アレクサンドル・キステンは空挺学校卒業後にGRUの兵士としてアフガニスタンパキスタン国境で任務を行い、ベラルーシのアルファ部隊にも所属していた。
90年代にアレクサンドル・リチューインスキーからロシア武術ROSSを学び、その後ブラム・フランクを始めとするフィリピン武術の指導者から学んだ後、主に兵士やセキュリティ関係者向けにナイフ格闘を指導してきた。
かつてアメリカのスコット・ソノンを指導したこともあり、ソノンは彼を「スペツナズのコンバット・サンボの伝説」と表現しているが、現在の指導内容はフィリピン武術が基になっている。


このアレクサンドル・キステンがデザインした二つのナイフがある。
一つはMelita-Kのカラテルに似ている。
(カラテルについてはロシア軍特殊部隊用ナイフ "カラテル" - 火薬と鋼で紹介済み)



http://www.freepm.ru/Models/76277より

もう一つはダガーだ。


http://www.freepm.ru/Models/129868より

このダガーの実物は、少し特徴が変わるがhttp://samooborona37.ru/smert-o-dvux-nogaxで紹介されていた。