菊地秀行『ザ・古武道 12人の武神たち』

ザ・古武道―12人の武神たち (光文社文庫)

ザ・古武道―12人の武神たち (光文社文庫)

もう20年以上昔のことだが、『別冊歴史読本』で作家の菊地秀行古武術取材の記事を書いていた。
この本はそれをまとめたもので、私が読んだのも相当前のことだ。現在は電子書籍が出ている。色々と忘れているので、最近読み返してみた。
12人とあるが番外として奈良・柳生の取材があるため13の流派の記事がある。よく考えると西野流は古武道ではないな…。たびたび登場する編集者のN氏は後の火坂雅志であり、巻末に火坂雅志名義で文章を寄せている。
登場した流派・人物を忘れそうなのでメモとして残しておく。

現在では既に故人となった方への取材もあり、短いながらも興味深いエピソードが読める。今の目で見ると疑問点もあるけど、今読み返すような人は多分すぐ分かるポイントだ。