- 作者: 菊地秀行
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1996/12
- メディア: 文庫
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この本はそれをまとめたもので、私が読んだのも相当前のことだ。現在は電子書籍が出ている。色々と忘れているので、最近読み返してみた。
12人とあるが番外として奈良・柳生の取材があるため13の流派の記事がある。よく考えると西野流は古武道ではないな…。たびたび登場する編集者のN氏は後の火坂雅志であり、巻末に火坂雅志名義で文章を寄せている。
登場した流派・人物を忘れそうなのでメモとして残しておく。
- 荒木流拳法(菊地邦光氏)
- 関口新心流柔術(関口芳夫氏)
- 西野流呼吸法(西野晧三氏)
- 鹿島新当流剣術(吉川浩一郎氏)
- 白井流手裏拳術(白上一空軒氏・根岸流も)
- 林崎夢想流居合術(奥山観禅氏)
- 無比無敵流杖術(根本平三郎氏・為我流派勝新流柔術も)
- 揚心流長薙刀術(小山宜子氏)
- 大東流合気柔術(近藤勝之氏)
- 水鴎流武術(勝瀬善光氏)
- 長尾流躰術(前田光月氏)
- 本部御殿手古武術(上原清吉氏)
- [番外]柳生新陰流(畑峯三郎氏)
現在では既に故人となった方への取材もあり、短いながらも興味深いエピソードが読める。今の目で見ると疑問点もあるけど、今読み返すような人は多分すぐ分かるポイントだ。