今日のシステマのクラスではナイフ対ナイフを含む練習をやった。
最近参加した練習者がいて、ナイフを使う攻撃は初めての様子だった。
まあ、慣れていないのが普通である。
今回の練習に限った話ではないが、ナイフに慣れていない練習者には、素手の攻撃より攻撃バリエーションを減らしてしまっている人がいる。攻撃についての固定観念があるのか、決まった動きになってしまうのだ。
しかしナイフは素手の動きの延長線上にあり、素手ではできない攻防のバリエーションを生むこともできる。
参考としてヴラディミア・ヴァシリエフ師によるナイフ攻撃の動画をいくつか紹介しておく。
最初に紹介するのは2010年のDVD『KNIFE Unconditional Mastery』の紹介動画。
KNIFE Unconditional Mastery 英語版 [DVD]
- 出版社/メーカー: システマジャパン
- 発売日: 2011/05/08
- メディア: DVD
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これはダウンロード販売されているほか、日本語版もある。
これと近いものとして2009年に公開された動画がある。
上の二つの動画ではナイフのブレードを使って相手をコントロールする様々なデモンストレーションがみられる。
続いて2013年に発売されたダウンロード動画『Knife in a fight』の予告から。
動画本編ではナイフ対ナイフ、ナイフ対素手を含むナイフ戦闘の技術が出ているほか、以前ロシア武術の練習用具スクラッチ・スティック - 火薬と鋼で紹介したスクラッチ・スティックを使った練習も登場する。
最後に昔のVHS『Knife Fighting and Throwing』の動画を紹介しておく。
上で紹介した動画の練習とはだいぶ趣が違うが、ナイフ対ナイフの多様な攻撃を見ることができる。