昔のロシアの軍用ナイフを紹介している動画があった。
これはロシアのGRUの特殊部隊のためにI.A.スクリレフが設計したナイフЭльф（エルフ）だ。
CRI Tochmashが製造を行ったナイフだが、後に類似したデザインのナイフをSARO社が製造した。
ブレードはステンレススチール、ハンドルはアルミ製。ガラス繊維強化ポリアミド製ハンドルのバリエーションがあり、そちらのほうが低温環境に適していたとされている。
ブレードバックの鋸刃はスクリレフの特徴的なデザインである大型のものだ。
ハンドルは当時のサバイバルナイフの流行にあわせて中空で防水マッチや釣り具などが収納されていた。
シースはレザー製で7mの長さのコードが巻き付けられている。
このナイフは今でも時折サープラスで買えるが、値段がピンからキリまであるので注意が必要だ。
