システマ練習用シャシュカ10本全紹介

ステマの練習用にこれまで色々なところにシャシュカ(コサック・サーベル)の練習用刀を注文してきた。
ゴールデンウィークで時間があるので、まとめて紹介しておく。

金属製練習用シャシュカ




(1)アルミ製トレーナー
私が普段使っているアルミ製トレーニングナイフを作ったメーカーに頼んで作ってもらった。
バランスが悪く、形状も悪く、握りにくい。いい所がない。
短いナイフと長いシャシュカでは同じようには作れないということがよく分かった。
(2)ロシア製ジュラルミン・シャシュカ
ロシアで中世騎士のコスプレや練習のための武器を作っている店の製品で特注品ではない。
刀身はジュラルミン、柄は鉄に革を巻いてある。素材の都合で重い。
問題は柄がステンレスではなく鉄なので錆びること。
(3)中国・苗刀改造シャシュカ
中国武術の武器である苗刀のジュラルミン刀身の練習用刀を改造して作ってもらった。
そのため鞘もついてくる。
刀身が薄く鋭く強度がない。ゆっくりとした振りや動きの練習には良い。
(4)日本製アルミ加工シャシュカ第一号
アルミ加工の会社に図面を送って作ってもらったシャシュカ第一号。
柄は自分でパラコードを巻いた。全体に大きく握りにくい。
(5)日本製アルミ加工シャシュカ第二号
第一号の反省を踏まえて握りやすさとバランスを重視して再設計したアルミ製シャシュカ。
扱いやすいが、結局ただの板なので刃を感じる練習には不向き。

木製練習用シャシュカ




a.エルヴンソード改造シャシュカ木刀
中世やファンタジーのコスプレや練習用武器を作るアメリカの店のヒッコリー製木刀。
その店のエルフの刀(エルヴン・ソード。『ロード・オブ・ザ・リング』のハザファング)がシャシュカに近い形状だったのでそれを基にした。
つまりエルフはコサックだった…?
蛤刃状のエッジがしっかりあるので刃を感じる練習に向いている。
b. 粋陽堂シャシュカ木刀
木刀や武術用品等を扱うhttps://www.suiyodo.jp/title=粋陽堂に注文して作ってもらったシャシュカ木刀。白く見えるが赤樫製。
c.の木刀の日本での量産化を目指したが、品質は良いもののやや原型と違うのとコスト増でこの形状での量産化は断念した。
その後若干の改良があり、粋陽堂で販売されている。
c. オーストラリア製シャシュカ木刀
オーストラリアでフィリピン武術の練習用品を作っている個人に図面を送って作ってもらったハードウッド製木刀。
自分が持っている練習用シャシュカの中で最も価格は安いがバランスは最高。材質は赤樫より軽く強度がないようだ。
d. ヒッコリー製シャシュカ木刀第二号
日本や中国、西洋の武器を作っているアメリカの木刀メーカーに図面を送って作ってもらったヒッコリー製木刀の第二号。
撮影位置のせいでこれを先に紹介しているがe.の木刀の改良品。
全体に薄く握りやすくなっている。
e. ヒッコリー製シャシュカ木刀第一号
日本や中国、西洋の武器を作っているアメリカの木刀メーカーに図面を送って作ってもらったヒッコリー製木刀の第一号。
厚さがあって丸さが足りないため握りにくい。