結果発表! 最強マンガ大賞|WEB秘伝
雑誌『月刊秘伝』が武道・武術マンガの人気投票を実施している。
かなり珍しいマンガも候補にある反面、取りこぼしも結構あるようだ。
格闘技漫画好きなら10や20はこの投票候補にない漫画を挙げられるのではないだろうか。
候補になくとも「その他」で書けるので何とかなるが。
この投票候補にない作品全てを挙げるととんでもない数になりそうなので、「これくらいあっても良かったのでは」「これは忘れられがち」と思う作品を紹介してみる。
・『骨法伝説夢必殺拳』(永井豪)

- 作者: 永井豪,ダイナミックプロ
- 出版社/メーカー: コミックス
- 発売日: 2002/11
- メディア: 文庫
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骨法漫画は色々あるのでもっと候補に入っていてもおかしくはなかった。
・『エアマスター』(柴田ヨクサル)

- 作者: 柴田ヨクサル
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・『バーチャファイター美闘伝サラ』(原作:伊津木敏弘・作画:鬼窪浩久)

バーチャファイター美闘伝サラ vol.1 偽りの鎖を引きちぎれ! (ホームコミックス)
- 作者: 鬼窪浩久,伊津木敏弘
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- メディア: コミック
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ジークンドー使いの主人公という珍しさもあるし、実際の中国武術や格闘技の技術の話題をうまく使っていた。
バーチャファイター漫画ではこれと秋恭摩『バーチャファイター影』が印象深い。
格闘ゲームのコミカライズはもっと候補にあっても良かった。
・『餓狼伝』(原作:夢枕獏・作画:谷口ジロー)

- 作者: 夢枕獏,谷口ジロー
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
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・『薩南示現流』(原作:津本陽・作画:とみ新蔵)
とみ新蔵作品があれだけ候補に入っていてなぜこれが抜けているのか。
しかし時代漫画は多すぎて剣術使いが主人公の作品だけでもかなりになるので、挙げていくとキリがない。森田信吾作品だけでも複数ある。
候補に『サスケ』があることから忍者が出てくる漫画も含めるとさらに候補にできる作品は増える。
・『ケンガンアシュラ』(原作:サンドロビッチ・ヤバ子・作画:だろめおん)

- 作者: サンドロビッチ・ヤバ子,だろめおん
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それにしても架空の武術で現実味がない作品はとんでもなく多いので(男塾や『闘将!拉麺男』だって入る)、そうした作品をどこまで候補に入れるかは難しいところだと思う。
・『宇強の大空』(原作:梶研吾・作画:岡村賢二)

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同じ月刊少年ジャンプ連載作品で全8巻の『キック・ザ・ちゅう』が候補に入っているなら全13巻のこれが候補にあってもよいはず。
月刊少年誌の武術漫画、格闘技漫画は話題になりにくい作品がかなりある。石川けんじ『其の七の者』とか。
・『掌の歌』(藤田和日郎)

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この手の投票では読み切りや短編は候補に入れにくいものなのかもしれない。岩明均『剣の舞』もその一例。