以前からここで紹介してきたJoe Caswellがデザインした独自機構のカランビット、モーフィングカランビットが届いた。
2016年に海外で最初のプロトタイプが公開されてからここでは何度も動向を書いてきた。
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私自身は2018年のKickstrterのプロジェクトに出資したのだが、なかなか話が進展せず、結局CRKTのマスプロモデルのほうが先に発売されてしまった。
なお、中国製のコピー品というかアイディアだけ真似た製品も既に登場している。
www.kickstarter.com
ようやく到着したこのモーフィングカランビットについて書いておこう。
閉じた状態。後ろの靴下みたいな袋は専用ケース。内部のベルクロで口を閉じる。
付属品として他に分解用のレンチがついている。
開く際はこの部位に親指をかけ、下方向に押す。
滑らかに動いて刃が出る。抵抗やがたつきはない。
閉じる時は下のボタンを後ろ方向に押してロックを解除する必要がある。
この機構は操作しにくく、片手では閉じられない。
反対側。こちらから見ると片刃であることが分かる。
クリップはフィンガーリングに内蔵されている。
クリップのリング側の面を押すとクリップが開く。
厚さがあり、しっかりした作り。