AK-19コンパクトカービン

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以前カラシニコフコンツェルンはロシア軍用ライフルAK-12を元にした5.56x45mm NATO弾ライフルのAK-19を発表した。
そして今年、AK-19のコンパクトモデルであるAK-19コンパクトカービンが発表された。
非公開の外国のテストに提出するために設計された銃だという。
AK-19コンパクトカービンは、2023年モデルのAK-12ライフルのアップグレードのほとんどを継承している。
フルオートでの発射速度は毎分700発。
セイフティ・セレクターは両手利きのサムレバーで、一見旧来のAKと同じレバーのように見えるものはチャージングハンドルスロットのダストカバーにすぎない。また2連バーストモードは廃止されている。
レシーバーのトップカバーは、回転レバーの代わりにクロスピンを介してライフルに取り付けられている。
後部のドラム式リアサイトは最大400mまで調整可能。ハンドガードは新しく改良され強化されたパターンで、ガスチューブカバー用の取り付けポイントが追加されている。
AK-19との違いは、ストックにチークライザーがないことと、マズルデバイスのデザインが異なることだ。 AK-19コンパクトマズルデバイスは、QDサプレッサーマウントを備え、銃剣と互換性のある3本爪のフラッシュハイダーとなっている。
AK-19コンパクトカービンの全長は、伸縮式ストックを完全に縮めた状態で740mm、伸ばした状態で800mm。ストックを折り畳んだ状態での長さは560mmになる。全体の重量は3.3kg。