KA-BAR、第二次大戦中のシアターナイフを復刻

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KA-BARは歴史的ナイフプロジェクトとしてシアターナイフのE.W.ストーン・ナイフを復刻した。
シアターナイフとは戦域の軍人によって作られたナイフで、手近な材料を使って仲間の兵士のニーズに応えるために作られたナイフのことだ。
海軍のエンジニアであったユージン・W・ストーンは、第二次世界大戦を通じて約300本のナイフを制作し、大戦中のナイフのコレクターに知られている。
ストーンはジャワやオーストラリアなどに駐在し独自のアルミニウム鋳造ハンドルのナイフを製作した。
同時代の軍用ナイフハンドルによく使われたレザーワッシャーと比較して、鋳造アルミニウムハンドルは、太平洋戦域の気候によく耐えた。
また、柄頭にはドクロ、グリップにはコブラ皮の模様という、ビジュアルモチーフで際立っていた。
このKA-BARのレプリカは、元のナイフの製作者の息子であるビル・ストーン・ジュニアによって作られており、オリジナルのキャストも使用されている。
ブレードはUSMCコンバットナイフのブレードで、7インチのブルーイング処理された1095炭素鋼製ブレードが使われている。
レザーシースは限定モデル用のセミカスタム。
ゴールデンオーク製の箱やビル・ストーン・ジュニアが父親について語った映像を収録したDVDなどが付属する。
限定生産で価格は2,250ドル。