上野の国立科学博物館特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」に行ってきた。
招待券があったので、せっかくなので使ってみた。
会場は連休だけにかなりの混雑で入場まで10分待ち。
昆虫などより鳥の標本は大きいが、低い位置の展示と映像で人が滞留するのでなかなか動かない。
古第三紀の巨大な鳥ガストルニス
キウイ目の展示にあった卵比較。
一番大きいのはマダガスカル島に生息していたエピオルニスの卵殻。
展示にあるぬまがさワタリ氏のマンガは図録に無い。
史上最大の飛べる鳥ペラゴルニス・サンデルシ復元プロジェクトで作られた模型。
復元についての映像を上映し、骨の化石も展示されていた。
翼開長7mの模型はあまりに大きく、気づかない来場者もいた。
ニワトリの原種であるセキショクヤケイ。
かつてニワトリは複数のヤケイから生まれたと考えられていたがゲノム分析でセキショクヤケイ1種のみに起源していることが明らかになった。
哺乳類展のように分類・進化についての最新の知見が多いが、分類以外にも未知の情報が多く、見応えがある内容だった。