静岡市立美術館「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」

「パウル・クレー展」|静岡市美術館

パウル・クレーの絵画とクレーと交流・影響のある芸術家の作品を並べた展覧会。
解説も創作の背景や影響関係を踏まえた内容が中心となっている。
規模は大きくないがクレーの作品を多数観る機会はたまにしかないので(前のクレー展は2015年)遠出したがその甲斐はあった。
モンドリアンコンポジションに代表されるドゥースブルフモンドリアンが結成した「デ・ステイル」とは違ったクレーの方形画を見たかったのだ。
クレーの色彩、形、大きさが生むリズムを味わえた。

《女の館》

《赤、黄、青、白、黒の長方形によるハーモニー》

《無題(歩く女)》

《インテリア》

《花のテラス》

《北方のフローラのハーモニー》

あと創作の背景に関連してどう売り込むかというトピックに触れている解説が複数あって面白かった。
どう受容されたかの説明は展覧会では珍しくないが、どう売り込まれたかの話は珍しい。
撮影は大半可能。当日再入場可能。
一方気になる点として音声ガイドの内容が展示解説とほぼ同じなので読むのが苦になる人以外には必要がない。
またかなり厚い図録は画像は小さめで文章の割合がかなり高いので、人を選ぶ内容だった。