M16 Viper

 M16 ViperというM16ライフルがある。M16 Clinicが作っているセミ/フルのカスタム・ライフルだ。M16と言っても、ノーマルの長さではなくカービン・ライフル。コンパクト・カービンのM16 Viper(7 3/8インチバレル)とそれより若干長い11.5インチバレルのM16 Viper-XRP (eXtra-Range/Perimeter)の二つがある。
http://www.m16clinic.com/m16viper.htm
 切り詰めたモデルというと、これまでいくつもの例があるが、なかなかバランス良く作るのは難しいようだ。アイディア先行で実用度が犠牲になった例もある。しかしこのViperは軍用・公用を念頭に入れて作られており、実用性の高さを売りにしている。
http://www.defensereview.com/1_31_2004/Rob's%20VIPER%20II%20from%20the%20sand%20box.mpg
 公開されたビデオクリップを見ると、確かにコントローラブルに見える。CQB用として、なかなか面白い銃だと思う。しかしcomplete M16 Viper upperは国内1550ドル国外1650ドル、Viper-XRPのcomplete upperは国内1750ドル国外1850ドルと高額だ(アッパーだけなのに)。M16 Clinicは現在米軍特殊部隊にプロモーション中だというが、果たしてどうなるだろうか。