http://www.mirrorsight.com/
Defence Reviewで面白いアクセサリーが紹介されていた。アサルト/カービンライフルに装着するミラーサイト兼バックアップアイアンサイトShieldShot Tactical Mirror Sight/BUISだ。レシーバートップに角度を変えられる鏡を装着するもので、たたんだ状態ではバックアップアイサンサイトとなる。
この種の、自分の姿を晒さずに標的を視認して撃つための工夫は古くから存在する。例えば古いものでは第一次世界大戦の塹壕で使われたペリスコープ、反射鏡がついたライフルがある。また、最近のものではカメラを使ったイスラエルのCornerShotがある。CornerShotはかなり高額なものだが、このミラーサイトなら395ドルですむ。
気になるのは、鏡ならではの問題があることだ。即応性には難があるだろうし（標的が見える角度に調節するのはすぐにはできないだろう）、左右反転して見えるのは困る状況もあるかもしれない。耐久性について動画で宣伝されているが、このテストだけでは軍や公的機関が使うに足る耐久性があるとは言いきれまい。こうした点と需要との兼ね合いが取れるなら、どこか採用する組織が出てくるかもしれない。
