ペルー軍用試作ライフルFAD

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 今回紹介するのはペルー軍用のために開発されたFAD(Fusìl Automàtico Doble ; 英語ではDual Automatic Rifle)だ。ペルーのSIMA (Serviccios Industriales de Marina ; 英語ではNavy Manufacturing Services)で開発された。 この銃は5.56mm NATO弾を使用するブルパップ・ライフルに40mmグレネードランチャーが最初から組み込まれているもので、公開されているものはまだ開発途中の試作だ。このコンセプト、スタイルからFN社のFN2000あたりの影響も推測できる。
 発射レートは550発/分。マガジンは側面の穴に斜めに挿入する方式で、排莢は斜め45度下方にされる。グリップやトリガー周辺はかなり特異なスタイルをしている。折りたたみ式の前後のアイアンサイトもかなり大型で、これも珍しい。今後、ピカティニーレールの装備や軽量化(現在の4.8kgから3.6kgへ)を進めていくという。