Beretta Px4 Storm JCP (Joint Combat Pistol)
警察・法執行機関向けのショーである2008 International Association of Chiefs of Police Show (IACP)でBeretta社の新製品Px4 Strom JCP (Joint Combat Pistol)が展示された。
JCP (Joint Combat Pistol）が名前についていることから分かるように、米軍のUSSOCOMのJoint Combat Pistol Systemの仕様を意識したものとなっている。
JCPについてはこれまで何度か取り上げてきた。
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米軍の計画は立ち消えたままのはずだが、各社は大いに影響を受け、この1年ほど多くのJCP仕様のピストルが新製品として登場した。これらの製品には共通点がある。
・使用する弾は45ACP
・ポリマーフレームの色にアースカラーがある
・マガジンは複列弾層
・セイフティは外部にある
・スライドは前後にセレーションがある
・フレームにはアクセサリー用のレールがある
・バレルはサプレッサーの装着が可能なオプションがある
というのが最新の大型ポリマーフレームオートの流行スタイルだ（いくつかの要素が該当しない製品もある）。
これに当てはまるのは、H&K社のHK45、FN社のFNP 45ACP、S&W社のM&P 45、Taurus社の24/7 OSS、そしてBeretta社のPX4 Stromである。もともとPX4 Stromの45口径モデルはJCPを意識したようなスタイルだったが、ここでそれを強く打ち出した製品を出したということだ。なぜ今頃になってそんなことをするのかは分からない。
