ポンプアクション式グレネードランチャー復活

 アメリカ製のRPG-7が登場 - 火薬と鋼の関連エントリ。
 アメリカ製RPG-7の製造会社であるAirtronic USA社がポンプアクション式のグレネードランチャーを復活させるというのでしばらく前から話題になっている。
 Airtronic USA China Lake Multi-Shot Pump-Action 40mm Grenade Launcher System for Special Operations | DefenseReview.com (DR): An online tactical technology and military defense technology magazine with particular focus on the latest and greatest tactical firearms news (tactical gun news), tactical gear news and tactical shooting news.
 もともとこのスタイルのグレネードランチャーは、ベトナム戦争で米海軍特殊部隊が使用したものだ。
 http://world.guns.ru/grenade/gl28-e.htm ベトナム戦争時のEX-41ランチャー
 海軍の兵器開発を行うChina Lakeで開発されたため、"China Lake launcher"の名でも呼ばれることがある。
 ショットガンのようにバレル下のチューブに弾が収納されており、ポンプアクションで装填・排莢を行う。
 漫画『BLACK LAGOON』にも登場したので知っている人も多いだろう。
 ベトナム戦争時代のUDT/SEALsの装備を紹介する雑誌記事や書籍にも登場する。
 ベトナム戦争後は全く使われることがなかったこの武器がなぜ今復活したのか。
 想像だが、今後の軍のグレネードランチャーを現在試用・開発中のランチャー(25mmグレネードランチャーのXM25のような)だけに絞り込めないということの現れではないだろうか。
 今後どのランチャーが軍に定着するかは分からない。またテストや実戦を経て生き残るものが決まるだろう。