かつて、カスタムナイフメーカーのデリック・マンローが1911用のカスタムグリップを作ったことがある。
カスタムナイフメーカーが銃のグリップを作るのは珍しいことではないが、頻繁に作っている人は極めて少ない。
マンロー作のグリップも短期間だけ作られ、あっという間に消えてしまったものだ。
それが4月に限定数を復刻生産するとの情報を目にして注文してみた。
素材はG-10で、これは黒・緑の積層だ。
このほかにカーキ色や黒・灰の積層のグリップがあり、アンビセイフティ対応やスクウェア・ボトムなどのバリエーションもある。
オーソドックスなグリップのパターンと異なり、丸みを帯びた滑り止めになっている。
一部にあるスリットの列にあまり実用的な意味はない。
個性的な形状ゆえにあまりクラシカルな銃につけても似合わないグリップだ。