英語の特殊な例文をみつけた

2/5 英語でやんわり断りましょう [日常英会話] All About
はてブにも書いたが、たまたまみつけたAll Aboutの英語の例が凄かった。

 Would you like come to the Pokemon center with me?
ポケモンセンターへ一緒に行かないかね?)


 上司の誘いを断りたいあなた:
 I'm afraid I can't go. I'm allergic to yellow things.
(残念ながら行くことができません。黄色い物にアレルギーがあるんです。)

 上司とポケモンセンターとかマジ勘弁してほしいが、黄色い物にアレルギーという言い訳は苦しすぎる。

 I'll tell you what. Why don't we go to Las Vegas and get rich?
(いい考えがあるの。ラスベガスへ行ってお金持ちになりましょうよ)


 相変わらず浮世離れしている彼女に対して、電話の向こうにいるあなた:
 I don't particularly like gambling. Why don't you come to your senses?
(ギャンブルはあまり好きじゃないんだ。いい加減目を覚ましたらどうだ?)

 「やんわり断る」というテーマからだいぶ離れている。
 この例文の答えはトランスフォーマーコンボイ司令官の「わたしにいい考えがある」の返答に使いたい。

 Well then, would you like to listen to my Shigin?
(それでは、私の詩吟をお聞かせしようか?)


 取引先業者の趣味につき合わされそうなあなた:
 Thank you, but I don't feel like listening to Shigin. My hamster died last night ….
(ありがとうございます。でも詩吟を聞く気分じゃないんです。昨晩、ハムスターが死んだもので・・・)

 詩吟とハムスターというこの発想力。
 このテキスト考えた人は奇才と呼ぶにふさわしい。

 Could you make harassing phone calls to my ex. The number is on the name card.
 (私の元彼に嫌がらせの電話をかけてよ。電話番号は名刺に書いたから。)


 初対面なのにずうずうしいお願いをしてくる相手に対して:
 I really have to go climb Tsurugi-dake now, so I can't use telephone. I'm sorry.
(これから剣岳に登りにいかなくちゃならないから電話が使えないの。ごめんなさいね)

 このお願いは、図々しいというようなものではない。もっとおぞましい何かだ。
 いきなり剣岳に行くという断り方も凄い。
 しかし剣岳は結構携帯電話が通じるので、相手の知識次第ではあまりいい断り方ではないと思う。


 今までAll Aboutの英語なんて大した内容ではないと見くびっていたが、自分は間違っていた。