米軍が銃声から敵位置を知るシステムを購入

US Soldiers Using Sniper Detecting Microphones (video)
 アメリカ軍がマイクで銃声(衝撃波やマズルブラストのノイズなど)を拾い、そこから射手の位置や距離を割り出すシステムを購入するとの報道があった。
 システムの名前はShoulder Worn Acoustic Targeting Systems (SWATS)といい、個人が装備できる極めて小型のものだ。

 待ち伏せや強襲を受けた際、敵の位置を把握するのは困難なことがある。そうした状況で敵の位置を捕捉するため、銃声から敵の位置を計算するシステムは以前から研究開発が進んでいた。こうした敵位置を割り出すシステムは、以前は大型のものだったが、個人携行できるこのSWATSによって実戦で活用できるものになったと言える。
 車輌搭載の同様のシステム
アメリカ陸軍は13,500セット購入し、海兵隊でも900セット購入するという。また、既に海兵隊では約4,000セットのSWATSが使用されているとある。