兵士も参加するゾンビ災害の訓練が行われる

ゾンビブームはとうとう民間軍事訓練会社がゾンビ災害訓練を実施するほどになった。
今週、アメリカで軍や政府機関、警察などに訓練・コンサルティングを行っている企業Halo Corporationは、ゾンビ災害対策の訓練を実施すると発表した。



First response emergencies disasters emergency communication | Homeland Security Newswire


同社はカリフォルニアのパラダイス・リゾートで10月29日から11月2日までカウンターテロリズムサミットを開催する。このサミットの一環で1,000人の兵士・警察官・医療専門家・連邦職員がゾンビ・アポカリプスについて訓練するという。
もちろんゾンビが実在する可能性から対策を考えて訓練を行うというわけではなく、通常では考えられない危機的状況のシナリオとしてゾンビアポカリプスが選ばれたということのようだ。
この背景には昨年CDC(Center for Disease Control and Prevention、アメリカ疾病管理予防センター)が、 政府機関として初めてゾンビ災害対策の情報を発信したことが挙げられている→http://www.cdc.gov/phpr/zombies.htm。なお、後にCDCはゾンビが実在しないことを強調している。
今回のHalo Corpが実施する具体的な内容は明らかになっていないが、ゾンビアポカリプスというイメージの浸透を示す例として当分話題になるだろう。