大学図書館のデータベースを市民に

現在、私の勤務先の大学図書館では地域開放サービスの一環として、データベース、電子ジャーナルの市民利用を開放する方向で動いている。というか私がそう仕向けたのだが。
私の勤務先の図書館の規模は小さく、文部科学省-大学基準協会が推奨するような地域開放を単純に拡大していくのは難しい。どうやっても利用を拡大しようとすれば学生や教員のためのスペース、資料が使われてしまう。これは小規模大学図書館としては致命的な問題だ。そこで、ある程度コントロールする必要はあるが、データベースと電子ジャーナルの利用を開放し、研究者・専門家支援としての地域開放を行うことで利用者を結果的に絞り込む市民サービスを目指す。
データベースの利用も接続数の制限はあるし、そもそも端末に限りがある。この辺をどう対応していくかは検討課題だ。