六葉さんのツィートの一連の話を受けて。
「（東洋では）呼吸をマスターするために蛙の呼吸の仕方を観察します。そして、蛙の呼吸のまねなんかしています。しかし人間は蛙ではありません。」by ミカエル・リャブコ
https://twitter.com/SYSTEMAbot/status/522667677475553280
これはどういう呼吸法なのか私も以前疑問になって調べたことがある。結局よく分からなかったが気になったものが一つあった。
呼吸法ではないのだが、蛤蟆功(hama-gong)というものがみつかった。少林寺（南少林寺？）の鍛練法だとされていて、英語圏でも説明されている例がある。
金庸の『射雕英雄伝』やチャウ・シンチーの映画『カンフー・ハッスル』に（かなりファンタジックな形だが）同じ名前の技が登場しているので、そこそこ知られている。
蛤蟆功については動画や解説もネットに複数見られる。
ただし、これは呼吸法だけの鍛練法ではないので、上の発言がこの蛤蟆功のことかというと違う可能性が高い。
なお、ロシア武術のカドチニコフ・システマにはлягушка（リグーシカ；蛙）というトレーニングがある。
蛤蟆功とこのトレーニングに関わりがあるかどうかは不明。単なる偶然の類似/一致の可能性も十分考えられる。
