しばらくシステマ団体のクラスではなく自宅で練習する機会が増えるので、それに関して書いておこう。
- 下の二つは過去に単独練習、個人練習の方法について紹介した記事。
システマのプッシュアップ - 火薬と鋼
壁を使うシステマの一人練習から - 火薬と鋼
システマの練習から、壁と拳の感覚について - 火薬と鋼
- システマの練習というと対人練習が多い。しかしそうしたを練習をする機会は限られる。
- 自宅などで練習するとなるとシステマの基礎運動であるプッシュアップ、シットアップ、スクワット、レッグレイズの4つとローリング、そしていくつかの呼吸につながるワークが中心になる。
- どれもそれぞれの意味があるが、特に自分は当初ローリングが難しかったため自宅で色々な練習をした。
- 体重が重いと着地する一点(特に肩)に落下の衝撃を受けやすく、綺麗な回転にもなりにくいのだ(横に崩れやすかった)。
- 慣れるまでかなり月日を要したが、実際のところローリングの練習だけでできるようになるというより他の様々な練習で体の使い方が分かるようになってできるようになっていった。
- なお、比較的簡単にできるようになるコツがあることを知ったのはその後のことである。
- もう一つ個人練習で気を付ける必要があったのはプッシュアップである。
- プッシュアップは体重が重いと姿勢を維持するのが大変なのである。拳への負担も大きい。
- 今でも負担の大きさから十分にリラックスしてできているとは言い難いが、重さによって分かることもある。拳が受ける重みが身体のどこに負担となるかよくわかる。
- 反面、緻密な感覚は分かりにくい。重さでそれどころではない。
- プッシュアップから得られるものは多く、様々な派生のワークがあるので、システマの初心者は早い段階でプッシュアップの多くのバリエーションを知る機会があったほうが良いのではないかと思っている。
- こう暑いと外で練習するのがつらい。室内練習だけだとできることが少ないし、工夫が必要だ。
- 室内練習のバリエーションを増やすか、屋外でも涼しい場所を探して練習するか。
- シャシュカの木刀が届いたら、それで練習しよう。