FBIの次期制式採用拳銃の仕様、公開される

FBI Releases RFP For New Pistols, Full Size, Compact, Simunition and Inert Trainers -The Firearm Blog
10月7日付でFBIの次期制式採用拳銃の提案依頼(RFP: Request for Proposal)が公開された。
なぜ新しい拳銃を採用するのかというと、現行の40S&Wを使用し続けるには問題があるとみなされたからである。
(現在FBIが中心的に採用している銃はGlock 22と23)
昨年、FBIの訓練部門はFBIエージェントの拳銃に9mm口径を選ぶと結論づけた。この辺の事情は下の記事に詳しい。
FBI Training Division Justifies 9mm Caliber Selection -The Firearm Blog
FBIに限らず、他のアメリカの警察でも9mm口径の拳銃に回帰するところが出ている。
多くの場合、撃ちやすさや銃の耐久性・信頼性の問題、弾や銃の選択の豊富さ等が9mmを選ぶ理由とされる。
この動きがみられるようになった2014年の下の記事にその理由が書かれている。
7 Reasons Why Cops Choose the 9mm Over the .40
こうした流れから、FBIが今度採用する拳銃は9x19mmと決まっていた。
Class Iはバレル長3.75〜4.25インチのコンパクト・ピストル。マガジン装弾数は14発以上。
Class IIはバレル長4.26〜5.20インチのフルサイズ・ピストル。 マガジン装弾数16発以上。
そして稼働しないトレーニング・ピストルとマン・マーカー用トレーニング・ピストル、交換用パーツが含まれている。
数か月前に出たPre-Solicitationに情報は出ていたが、その時より装弾数などの仕様は変わっている。
実際の要求仕様は詳細で書ききれないので、リンク先を読むことをお勧めする。