様々な格闘技や護身術の訓練でゴムや樹脂製のダミー銃、トレーニングガンを使う例がある。
実銃は規制や安全性、価格の問題もあって格闘訓練には適していないからだ。
もっとも、ロシアのシステマの練習のように実銃のAKライフルを使う例もある。
日本ではそうもいかないのでトレーニングガンを使うしかない。
現在販売されているAKの代表的なトレーニングガンの情報を書いてみよう。
なお、掲載した価格は実際の売価とは異なる場合がある。
ブルーガン
トレーニングガンの最大手Rings Manufacturing社のBluegunの製品。形状はAKMである。
青い耐衝撃樹脂製で内部にスチールの芯あり。普通は見かけないが、実は黒いモデルもある。
画像のモデルのほか、AK47折りたたみストックモデルもある。
外見は同じでも軽いモデルと実銃に近づけるため重くしたモデルがあるので、日本で買うときは要注意。
価格は公式ショップで重いほうが314.99ドル、軽いほうが214.99ドル。
APSレッドガン
https://www.asp-usa.com/store/training/product/96-assault-rifles
伸縮式警棒で知られるAPSのトレーニングガン、Redgunの一つ。
ブルーガンとほぼ同じだが、ガスシリンダー周りを細かく再現している。これも微妙にAKM。
重さ3.9kg、価格225ドル。
プロフェッショナル・ファイター
欧州でよくクラヴマガ用として売られているProfessional Fighter製のトレーニングガン。
珍しいことに画像のような銃剣つきと銃剣なしの両方が販売されている。
重さ2.6kg、銃剣付き49.99ポンド、銃剣なし39.99ポンド。
プレイウェル
https://www.playwell.co.uk/realistic-tp-rubber-ak47-rifle-training-gun-e406-p-5530.html
イギリスの格闘技用品のPlaywell社製のトレーニングガン。
マガジンとマズル(フラッシュハイダー)が着脱可能で収納しやすいが、格闘訓練で使うとマガジンがはずれやすいという欠点がある。
AK47と書かれているが、どう見てもモデルとなっているのはAK74である。
重さ3kg、価格94.99ポンド。