米海兵隊リーコンのブッシュクラフトナイフBark River Knives Bravo-1

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(動画:Bark River KnivesのオーナーMike Stewart氏とBravo-1のバリエーション)


先日の記事で英SAS隊員がBark River Knivesのナイフらしきものを装備していたと書いた。
machida77.hatenadiary.jp
関連して、Bark River Knivesのナイフが軍で使われた有名な例について書く。
2000年代にアメリ海兵隊リーコンの訓練部隊はファイティングナイフではないサバイバルナイフ/ブッシュクラフトナイフを求め、5千ドルかけて様々なナイフを購入し、多くの中隊で実際に使用した。中隊では誰もこのテストについて知らなかった。
1年の使用の後に残ったのはBark River KnivesのA2工具鋼製のGamekeeperだった。海兵隊員によると完全にテストに耐え、鋭さを保っていたのはこのナイフだけだったという。
海兵隊リーコンは、GameKeeperに変更点を加えたナイフを作るようBark River Knivesに求めた。
変更点は次の3つ。


1.チョイルを無くす(より刃を長くとる)
2.親指を乗せるランプをブレードバックに設ける。
3.ガードをセルフガードへと変更する(別パーツのハンドガードではなく鋼材の形状がハンドガードになっているデザイン)


これらの要望を元にして2008年に完成したのがBravo-1というナイフだ。
このBravo-1誕生の経緯についてはBark River KnivesのオーナーMike Stewart氏が以下のフォーラムに投稿した内容に基づいている。
Bravo-1 Sneek Peek - JerzeeDevil Forums
その後Bavo-1は鋼材違いなどの様々なバリエーションを生みつつ、現在も販売されている。