ポーラ美術館開館20周年記念展「ピカソ 青の時代を超えて」

www.polamuseum.or.jp
10月に行った国立西洋美術館「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」 - 火薬と鋼ピカソの印象が強く残っているので、ポーラ美術館に行くことにした。
ポーラ美術館開館20周年記念展「ピカソ 青の時代を超えて」は、ピカソの画業について「青の時代」を始めとして各時代の絵画、彫刻や挿絵などもフォローしている展覧会だ。
ただ単に作品展示をしているだけではなく、特に青の時代の作品の調査分析の展示と映像の情報量が多い点が珍しい。
映画「ピカソ―天才の秘密」で描かれた《ラ・ガループの海水浴場》は、絵に合わせて映画の描き直し、塗り重ねていく映像も上映しており、これも面白かった。



コレクション展も同時に開催されており、中でも「THE BLUE」は青をテーマに様々な収蔵品を展示していた。
こちらについては事前情報を仕入れておらず、松本竣介の《街》が見られるとは思っていなかったので望外の喜びだった。
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