2006-10-06から1日間の記事一覧

隆慶一郎作品の庄司甚内(甚右衛門)問題

隆慶一郎作品で庄司甚内は何度か登場している。その中でも混乱させられるのは、巨漢として登場した例(『死ぬこととみつけたり』と小兵である例(『吉原御免状』『かくれさと苦界』)があることだ。どちらが真実なのか? 答えは簡単だ。『死ぬこととみつけた…

隆慶一郎作品の柳生新次郎巌勝

隆慶一郎の小説には何人もの柳生が登場する。頻度で言えば宗矩が一番だろう。その悪党っぷりと微妙な小物っぷりが見事な、他に替えの効かない柳生である。腹黒柳生の完成形がここにある。山口貴由『シグルイ』において岩本虎眼を計略にはめた宗矩も隆慶一郎…

連休中は岐阜に行きます。関の刃物祭りに。本当は色々見て回る予定だったのですが、諸事情で予定を変更して関アウトドアナイフショウがメイン。