前回に続いて、雑誌で紹介された1911A2の構成について紹介しよう。ただし、使われたパーツの商品名や組み合わせの例は記事にも載っていない。
フレームはスタンダードフレームとインテグラル・マグウェルを備えたRace Readyフレーム。スタンダードフレームにはSmith & Alexander(S&A)のマグウェルが装着された。内部パーツは、Wilson、Caspian、Ed Brownのものが組み合わされている*1。パーツの選択は、AMUの経験によるものだという。
スライドは様々なアジャスタブルサイトを組み込めるようにサイトカットがなされていないものが仕入れられた。サイトは、Novak、Bo-Mar、Championといったものだ。エキストラクターは、インターナルとエクスターナルがテストされた。サムセイフティは、アンビデクストラス・セイフティが標準で全てのテスト用拳銃に組み込まれた*2。
Bar-Sto、Kart、Strom Lakeのマッチ・バレルがスライド、ナショナルマッチ・ブッシングに手作業で組み込まれた。バレルにはスタンダードバレルとフルランプド・バレルの両方が用いられている。要求精度は25ヤードで2インチ。この精度は容易にクリアされたようだ。
マガジンにはWilsonの8発マガジンが使われた。このプロジェクト用のグリップはシンセティック製の石目パターンのものである*3。
次回はアクセサリー類とテストについて。
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