思い出したようにマンガ感想。
・『ゴルゴ13』
ビッグコミック増刊号の『ゴルゴ13』はライフルスコープの話でツッコミ所が多かった。
スコープ内部に毒性のあるガスを充填するだろうか。普通は窒素ガスじゃないか?有毒ガスなんて入れたらスコープが破損した時にえらい事になるぞ。あのスコープがどう見ても1,000m用には見えないとか、ゴルゴってそもそもM16で1,000m狙撃したっけとか、あのマウント形状が謎だとかとにかく気になるポイントが多数。何よりゴルゴは過去に何度も銃を失っているので、ゴルゴの装備だからと言って売り物になるとは思えない。
・『嘘喰い』
能輪(孫)が持ち出したパームピストル(パームピストル - 火薬と鋼で紹介)、まだ販売してないんだよなあ。
しかも最近の試作では漫画に出たヤツとは色も変わってしまった。試作品をマンガに出すと現実とズレが起きる事がある(古くは『エリア88』の戦闘機でもそういう例がある)。
・西原理恵子の人生画力対決
西原理恵子と板垣恵介の人生画力対決を見る。
相変わらず言いたい放題の西原に対し、人の話を聞かない板垣という美味しい組み合わせ。消力だ!(違う) 一番笑ったのが耳のないトトロとパンツをはいたドラえもんの時のやり取り。そして本当に女性キャラがひどい。
・『GIANT KILLING』
最近、女性向けで年齢階層によって『GIANT KILLING』か『イナズマイレブン』かに分かれるという仮説を立てたのだが、もちろん思いつきで多分現実とは合ってない。
・『紅』
SQ連載の『紅』のオリジナルストーリーぶりが加速しているが、そんなに原作の見込みが立たないのだろうか。いっそ漫画を原作にして小説化してはどうだろう。
・『ドリフターズ』
単行本のほうが読みやすい。
内容は要するにスーパーロボット大戦であり聖杯戦争なのだが、あの手の話が日本人は昔から好きで、明治時代にも孔明とナポレオンと秀吉が戦う話があった。あの辺の過去の読本〜小説の系譜を知っていると何があっても驚かない。
・『シグルイ』
完結。
原作よりも理不尽な武士社会というのを全面に出して、最終話もそこに落ち着いた。剣士の暴虐も君主の暴虐にはかなわない。今後の展開は気になるが、これで終わらせてしまっても良いような気がする。
・『新テニスの王子様』
ますますテニスではない何物かになっている世界がすばらしい。最近の「磔」にこだわる姿勢なんてスポーツでも格闘技でもない何かとしか言いようがない。
こんなに面白いのに友人で読んでいる人が少ないのは、敷居が高いからだろうか。
・『山風短』
まさかの『剣鬼喇嘛仏』登場。こいつが漫画になるということは、今後何が来てもおかしくない。